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2005年、You Tubeは3人の共同開発者によって誕生しました。
オンライン決済サービスのPayPalの創設メンバー、通称ペイパルマフィアの一員チャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムです。
※左からチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリム
その当時、インターネットには写真を無料で共有出来るサービスは存在しましたが、動画の共有サービスはありませんでした。
自宅のディナーパーティーを撮ったホームビデオを、ネットを通じて、友達にも見てもらいたい。でも、誰もが簡単に使え、かつ無料のサイトはなかった。2人はそこに目をつけ、YouTubeをオープンする。どんなに長い映像でも無料、再生時にCMが表示されることもないし、特別な再生ソフトを必要とすることもない。当時としては、破格の「気前の良さ」だった。すべて自前でシステムを構築することで低コストを維持してきたという。
引用元:YouTube共同創設者:チャド・ハーレー、スティーブ・チェン
無料でファイルサイズの大きい動画を特別な再生ソフトも必要とせず、全て自前のシステムで構築する事で低コストによる開発を実現しました。
いまではユーチューブは、動画をアップするためのプロダクトから、人々が夢や才能を共有するコミュニティになりました。それは皆さんの文化や経験を、世界中に届けるということです。ユーチューブがなかった頃、ニュースのほとんどはテレビ番組から発信されていました。私たちはそれを変えたかったのです。
引用元:ユーチューブ共同創業者が語る原点、絶えない好奇心とPayPalマフィアより
「ユーチューブ」というサービス名には、「あなたが自分で放送できるんだよ」という意味を込めたと、チャド・ハーリーは語っています。
世界中の誰でも表現したい事・伝えたい事を動画にして届ける事が出来る。
You Tubeの本質はまさにチャド・ハーリーが語った言葉に詰まっていると思います。
2015年2月にYou Tubeが設立、そして4月24日に記念すべき初投稿動画がアップロードされます。
動画のタイトルは「Me at the Zoo」
チャド・ハーレーが動物園のゾウの前で18秒ほど話している動画です。
ちなみにこの動画は2021年11月現在、約1億9000万回再生されています。
今では世界中の多くの人が利用しているYou Tubeの始まりの動画という事です。
動画の内容自体は何気ない、動物園で話すワンシーンですが、ここから全ては始まったと考えると感慨深いものがあります。
You Tubeは爆発的に利用者は増えていき、その翌年2016年、Googleへ16.5億ドルで売却する事になりました。
ちなみに、当時交渉の舞台となったファミレスのデニーズに行われています。
しかも、交渉相手はGoogleだけではなく、Yahoo!とも同じデニーズで交渉が行われていたとの事です。
今では世界最大の動画プラットフォームとなるYou Tubeの売却劇は、ファミレスで決定する事になったという事です。
2021年現在、全世界で20億人以上のユーザーがいて、100か国80の言語に対応、毎日10億時間以上視聴されていると言われています。
日本でもYou Tuber(ユーチューバー)という職業が定着して、個人でも大きな活躍が出来る場所として更に広がっています。
また、企業も自社アピールの為にYou Tubeを活用する企業も増えてきたり、地方自治体の行政が地域紹介などに活用するなど、幅広く利用されています。
「誰でも自由に放送が出来て、世界に届ける事が出来る」
こうした創設者の想いが世界中に広がり、You Tubeは今後もより多くの人が利用していく事でしょう。