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YouTubeはSNSなの?
たしかに、YouTube=SNSとして使われている気がする。
うーん、実際はどうなんだろう?
「YouTubeはSNSにふくまれるのか?」
と疑問に思ったことはありませんか?
YouTubeはSNSの一部として使われることが多いように感じますが、実際どうなのか?
調べてみました。
✅YouTubeはSNSなのか?
✅SNSとは
✅SNSとソーシャルメディアの違い
✅SNSの種類
を中心に解説していきます。
結論から書くと、YouTubeをSNSと呼ぶのは正しくないです。
どういうことなのか?
詳しくみていきましょう。
そもそも、SNSとはどういったものなのか?
ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)
の頭文字からSNSと定着しています。
Socialを翻訳すると「社会的な」
Networkingを翻訳すると「ネットワーク構築」
Serviceを翻訳すると「サービス」
社会的なネットワーク構築(繋がり)をするためのサービスと考えたらわかりやすいと思います。
人と人の交流ですね。
しかし、日本国内と海外では使われ方が違います。
SNSは和製英語です。
英語圏ではsocial media(ソーシャルメディア)として使われ、YouTube、TikTok、Instagramなどは全てsocial mediaに分類。
個人が情報発信ができる時代となり、人と人をつなげるメディアという意味でsocial mediato(ソーシャルメディア)と考えます。
日本で使われるSNSという言葉は、”Social Networking Service”の頭文字を取って作られた言葉です。日本でのみ使われています。
そして「日本でSNSと言うんだからアメリカでも同じでしょ?」と考える方が多くいます。
実際には、アメリカを始めとする英語圏では、SNSのことを”Social Media”と言います。
試しに英語版のGoogleを使って”the most popular SNS in the USA”「アメリカで最も人気があるSNS」と調べたところ、”Most popular social media apps in the USA”「アメリカで最も人気のあるソーシャルメディアアプリ」が表示されました。
つまりGoogleでさえ、SNSは英語では”social media”と言うと認識していることになります。
引用元:IU-Connect (ユーコネクト)様
外国人に“Do you use SNS?”と聞いても「ポカン」とされる訳
英会話を学べるサイト:IU-Connect (ユーコネクト)様より引用させて頂きました。
こちらのサイトで紹介されているように、英語圏でSNSという言葉では伝わらないとのことです。
もし、海外のSNSの利用状況を調べたいのであれば
Most popular social media apps in the○○〇
という検索が良いでしょう。
総務省の平成29年通信利用動向調査の定義をみてみます。
ソーシャルメディアを「ブログ、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)、動画共有サイトなど、利用者が情報を発信し、形成していくメディア」
出典:30年版 ソーシャルメディアの利用状況
と定義しています。
その後、毎年発表される「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」では
出典:令和2年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書<概要>
ソーシャルメディア系サービス/アプリ
という項目にLINE、Twitter、Facebook、TikTok、YouTubeなどがふくまれています。
つまり、日本国内の定義としてもYouTube=ソーシャルメディア
という使いかたが自然です。
いかがだったでしょうか?
SNSは和製英語ということは知らなかった人も多いかと思います。
まとめると
・SNSは和製英語
・ソーシャルメディアにSNSがふくまれる
・YouTubeはソーシャルメディア
日本国内ではこのように表現するのがベターだと考えます。
・YouTubeが大好き!
・YouTubeチャンネルのリサーチがしたい!
という人はチューブサーチで色々なYou Tubeチャンネルを探してみてください!